首脳会議には、3か国の国会の代表、関連省庁、機関、地方、国際組織の代表およそ350人以上が出席しました。
ラオスのサイソンポーン・ポムヴィハーン国民議会議長の招きに応じて、ブオン・ディン・フエ国会議長率いるベトナム国会代表団はこの首脳会議に参加しました。
開会式で演説を行ったラオスのトーンルン・シースリット人民革命党書記長兼国家主席は今回の首脳会議の開催を高く評価し、「この首脳会議は3か国の国会が3か国の政府による投資協力プロジェクトについて意見交換をする最初の会議であり、3か国の国会間の協力を強化する決意を示している」と明らかにしました。
会議で、フエ国会議長は次のように語りました。
(テープ)
「3か国の首脳議会はこれまで以上に力を合わせ、カンボジア、ラオス、ベトナム間の政治的信頼、伝統的友好関係、特別な連帯の基盤の強化に貢献する必要があります。3か国は社会経済開発、国防・安全保障の確保に向けて、体制完備、法律、政策の発布などに関する国会の専門機関の間の情報共有と協議開催を強化しなければなりません。また、 3か国の議会は、IPU=列国議会同盟 、APPF=アジア太平洋議員フォーラム、AIPA=ASEAN議員会議 など地域と国際の場で協力を強化します。3か国の国会間の協力はASEAN共同体の構築、地域構造におけるASEANの中心的役割の強化、メコン川流域協力の促進などにも貢献しています」
フエ議長は「3か国の国会は3か国の政府と関連各側に対し、気候変動対応、持続可能な開発目標の実現のため働きかける必要がある」と訴えました。
(VOVWORLD)